「蛇にピアス」と米国社会保障の詐欺。株価下落と政権幹部不和 2025・3・16 (第1264回)
「蛇にピアス」と米国社会保障の詐欺。株価下落と政権幹部不和 2025・3・16 (第1264回)
<Filmarksより>
第130回芥川龍之介賞作品。映画化は蜷川幸雄監督で、昨年NHKの大河ドラマの主役になった吉高由里子が演じている。
主役は19歳の「ルイ」という女性。渋谷で「アマ」と呼ばれる男性と知り合う。眉と唇にピアス、背中に龍の刺青をしている。2人で「シバ」という怪しげな施術師を訪れ、舌にピアスを開ける――。
文藝春秋社の「同級生交歓」のページを入れたが、他意はない。単に、表紙に「蛇にピアス」がのっているだけ。なーんだとお考えの方には、おわび申し上げる。
「身体髪膚これを父母より受ける。あえて毀傷せざるは孝のはじめとす」という古人の教えからすると、舌にピアスなんて飛んでもない。しかし現実には行われている。
いわゆる常識をぶっこわし始めたトランプ政権。えらいことにならなければいいのだが。
政権の中枢イーロン・マスク氏が最近言い出したのに、米国の社会保障制度で詐欺があるという事実だ。もちろんトランプ大統領も乗っている。
私の在米ニュースソースによると「2018年度から2022年にかけて、詐欺の被害は想定2330億ドルから5210億ドル」に達した。
ここで簡単に米国の社会保障についてふれておく。メディケアは国民が65才になるまで税金として支払ったものが、その元金になる。支払いを請われる保険プログラムの類である。一方、メディケイドは、連邦政府と州政府によって、民間の健康保険に加入する収入がない家庭に提供されている。
イーロン・マスク氏はTVで「米国の社会保障システムには“無駄と詐欺”の可能性あり」とくり返し述べた。また、石破首相との合同記者会見でトランプ大統領は正当性を繰り返し強調した。
3月中旬から株式市場で、物価高と不況が共存するスタグフレーションの悪夢を織り込み始めた。S&P500には「ゴールデン・クロス」の反対の「デッド・クロス」が示現している、
さしもの強気で鳴る私でも、現状をみれば、心配になるが、大体底値が近い時点では、悪材料が並行して発生する。3万5000~6000円が底値と考えているので、もう少したてば買い出動したい。
実は体調がすぐれず、読み返してみても、まことに出来が悪い。ごめんなさい!
« ホワイトハウスの大ゲンカの影響とわが国経済の体質変化。それに株価の見通し 2025・3・9 (第1263回) | トップページ | 金利のある世界への移行が始まり、東京・NY株安の反面、金は新高値。この変化をどう見るか。 2025・3・23 (第1265回) »