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2024年11月 5日 (火)

ドジャース大谷翔平と、石破政権の今後 そして一時的安値を付けた後大上昇の日本株。2024・11・3 (第1245回)

ドジャース大谷翔平と、石破政権の今後 そして一時的安値を付けた後大上昇の日本株。2024・11・3 (第1245回)

 

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アマゾンより>

 

いま世間様から、大注目を浴びているのが、この人だ。「50-50」など前人未踏の大記録を樹立している。二刀流の「投」はまだしていないのに、この騒ぎである。まあワールドシリーズで世界一になったのだから当たり前、と言えばそれまでだが。

 

ただ、この人はほんの数年前、ヒジの手術で全く陽が当たらない毎日を送っていた。その事象ひとつをとりあげても「運」が人生の大きなカギを握っていることがよくわかる。

 

今回あえてこのスーパースターをとり上げたのは、政局との関連が深いことに気がついたからである。いまこそドン底の石破政権だが、「難産の赤児はよく育つ」といわれる通り、意外にも長期政権になりうるのでは、と考え、期待しているからである。

 

うまいぐあいに国民民主党が「幹事長クラスで交渉している」と自民・公明政権維持に参加することをすでに表明している。政治情勢はかなり(ひところよりは)安定してきている。

 

国民民主党は①基礎控除を103万円から178万円に引き上げ、②消費税率を5%一律に引き下げる、③目先はガソリン価格引き下げのトリガー条項凍結解除、二重課税廃止にはじまるガソリン価格引き下げ、なども公約にしている。

 

財務省がこれらすべてにたやすくOKを出すとは思えないが、玉木代表は同省出身だしそこいらはうまくやるのではないか。

 

この間、日本株はどうか。

 

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大盤振る舞いを株式市場は織り込みつつある。現にNYでは日本のカントリーファンドが、13%も上昇している。

 

たしかに石破さんの主張は景気拡張的である。

 

私がNYに連絡をとったら、HF大手の某ファンドのトップが日本に強気だ。現在も15%を日本に投資しており、さらに15%の追加投資を考えている、とのこと。円レートは160円から200円を想定している。材料はトランプ圧勝。

 

「日本株は韓国以外のどの市場よりも、工業生産に対するベータ値が最も高い」と運用担当者は言う。またドル高円安も株高につながるとも。

加えていい材料が出ている。

中国の景気のリバウンド。私はこの国は最終的にはダメになると確信しているが、ごく目先は、意外に、いい。

 

また9.6兆のタンス預金取りくずしの効果。まあ見ていてごらんなさい。

 

従って日本株に対する弱気は不要! 私の明年3~4月の4万3000円の予想は、ひっこめない。その必要もない。

 

では皆さん、GOOD LUCK!!

 

 

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