チャップリン「ライムライト」と私のケンカ。W.バフェットの次のターゲット。選挙と相場 2024・10・6 (第1241回)
チャップリン「ライムライト」と私のケンカ。W.バフェットの次のターゲット。選挙と相場 2024・10・6 (第1241回)
<映画ナタリーより>
チャップリンをスイス・ジュネーブの空港で見掛けたことがある。1969年。小柄で美しい白髪でまことにチャーミングな老人だった。
<ウィキペディアより>
「ライムライト」は人情ばなしとして、誠に良く出来ている。自殺をはかったバレリーナを元気づけようと数々の人生訓をしゃべる。
「華やかなライムライトの中に若者が登場したら、老人は退き下がらなくてはならない」
――そうは言っても、ねえ。死ぬ迄このブログを書くつもりなんです。スミマセン。
「宇宙の何よりも貴い『生きる』という奇蹟を消してはいけない。星に何ができる。ただ空をめぐっているだけだ」
良く講演で使わせて頂いたのが――、
「人生で大切なものは勇気と想像力、それに少しのお金だ」
9月1日の私のブログで私はひとさまに初めてケチをつけた。
某大学教授でTVタレントの1人、エムさん(67才)が新NISAについて「再び手を出すな」「暴落後、戻らない」などと主張し、かなりな反響を呼んだ。
入院中の私に看護師さんたちが、「NISAを止めましょうか?」と何人も何人も聞きに来た。
「とんでもない。老後、人生に最も大切な財産づくりに必要です」。
「資産運用立国」は岸田政権時に国策として採用され、新NISAはその重要な一環である。その重要な国策に対し、「早く止めろ」とは一体、何さまなのか。絶対に止めてはいけない。
<SMBC日興証券牧野潤一氏の9月30日付レポートより>
株価が暴落から立ち直りつつある、当初増税主義者(表の通り)で、大変な悪材料が具体化される、と誰もが考えた。
しかし10月に入って石破首相は日銀総裁との会見後に「追加利上げをするような環境にない」と発言。市場では円安、日経平均先物買いがぐっと進んだ。経済好況維持に首相は豹変したように見える。
石破首相は10月15日公示、27日投開票の日程で衆議院選挙を実施する。
<三井住友DSアセットマネジメント市川雅浩氏の10月2日付レポートより>
表の通り、解散から総選挙まで、すべて株高が起きている。「選挙は買い」である。
加えて、好材料がまた米国からやって来た。
ウォーレン・バフェット氏ひきいるバークシャーハサウェイ(BRK)が、円建て債を起債する。6千億円。
これ迄の商社買いは倍増しているが、「次」が何か、が気になる。いや、大いに気になる。
大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんは「保険株や海運株」。公表は10月21日が最短とみておられる。ご参考までに。
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