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2023年7月31日 (月)

伊丹十三監督「タンポポ」と健全な経営の日本。7月28日の日銀の長期金利の引き上げによる円高、それに私の新刊。嬉しかったこと、などなど 2023・7・30 (第1183回)

伊丹十三監督「タンポポ」と健全な経営の日本。7月28日の日銀の長期金利の引き上げによる円高、それに私の新刊。嬉しかったこと、などなど 2023・7・30 (第1183回)

 

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出所:伊丹記念館WEBサイト

https://itami-kinenkan.jp/about/movie02.html

 

「お葬式」の大ヒットに気を良くした伊丹十三監督が「食と欲望」を主題にした「ラーメン・ウエスタン」を作った。

 

長距離トラックの運転手のゴロー(山崎努)とガン(渡辺謙)が、寂れたラーメン屋に入る。店主タンポポ(宮本信子)が、幼馴染の土建屋ビスケンに交際を迫られていた。それを助けようとしたゴローだが、道にやられてしまう。翌朝、タンポポに介抱されたゴローはラーメン屋の基本を手解きし、タンポポに指導を求められる。次の日から行列のできるラーメン屋への修行が始まる。

 

私が好きなのは、13もあるサブストーリーの面白さと、リストの交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」やマーラーの交響曲の使い方などなど。

またゴローとビスケンがサシで拳闘で戦い、結局仲良くなるシーン(ウイリアム・ワイラー監督の「大いなる西部」のイタダキ)。みんな私は好きだ。あと、卵の黄身を口でヤクザと情婦がやり取りをするシーンも大好きだ。

 

さて、本題に入る。

 

先週「日銀があんなに国債を発行し、購入して将来紙クズにならないんですか」という質問に答えた。その後「よくわからない」という声があったので、再び試みます。

 

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チャートを含め、旧知の高橋洋一さんの新作の新・図解経済学入門(ワック出版)から引用する。

 

「令和3年度連結賃貸対照表(バランスシート)で見ると、571兆円の借金が残る」

「ところがこのバランスシートに、日銀が入っていない。日銀は主派な「政府の子会社」と言える。その日銀の持っている国債は526兆円。差し引くと45兆円になる」。

 

「国の借金が1200兆円ある」と騒ぐ人は25分の1しかないことを認識すべきだ。これで充分と思うが、いかがですか?

 

 

ところで、7月28日日銀はイールド・カーブ・コントロールを事実上1%に引き上げた。

円高は必至だ。仮に10%とすると対ドル136円。輸出産業の株は売り、銀行は買いだ。

 

そうでなくとも米国株に8月下旬にドカが来る可能性が大きい。このことはこのブログで何回も述べた。日経平均で3万1000円は覚悟しておく方がいい。

 

なお、8月24日に49冊目の新著が上梓されます。

 

うれしかったこと、亡妻の一周忌に、昔私のエコノミスト誌の担当のタダさん、山一の後輩で尾道の高尾さんから心のこもったお品を頂戴した、深謝、深謝!

 

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2023年7月24日 (月)

映画「君たちはどう生きるか」と日銀の保有する国債の信頼性 2023・7・23 (第1182回)

映画「君たちはどう生きるか」と日銀の保有する国債の信頼性 2023・7・23 (第1182回)

 

宮崎駿監督の久しぶりの新作。大ヒットとのこと。勇んで出かけたが、さっぱり映画で何が言いたかったかわからない。週を置いて本日観たが、やっぱりわからない。

 

思えば黒澤明監督も「七人の侍」をピークに「用心棒」や「椿三十郎」「赤ひげ」はまずまずだった。しかし年を取ると、次第に勢いがなくなり「乱」に至っては駄作としか言いようのない作品だった。「八月の狂詩曲」や「デルスウザーラ」「どですかでん」などははっきり言って水準以下。宮崎駿監督も82歳という歳には勝てないのか。

 

さて、今回は私が講演会を開くと、必ず出てくる質問「日銀があれだけ国債を買って、そのうち紙クズにならないんですか」にお答えする。

 

幸い、令和3年末「国民経済計算」が本年120日、内閣府から発表されている。表を載せたが、財務省のいう「借金だけを述べて、やれタイタニックだの一人当たり借金がこれこれで巨額だのと脅かす」手法が、現実的でないことがわかる。

 

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つまり、バランスシートは右側に負債、左側に資産がある。これを差引かないと、国の財政の状態がわからない。

 

表をご覧になるとわかるが、資産マイナス負債つまり国高は3958.7兆円。前年比174.6兆円増加している。健全である。

 

海外からの評価も同じ。

日本国債の5年ものクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)0.00188%。健全とみている。

 

では、財務省の事務次官矢野康治氏が「文藝春秋」202111月号に書いた論文の「国家財政が破綻する」の方はどう見るか。

 

これまで述べてきたことが、皆様のご心配が杞憂だったことがお分かりだろう。現に当時、安倍晋三元首相は言下に「間違っている」としたし、菅前首相も同じ反応だった。

 

それでも借金が多いから、財政破綻になるという矢野論文の見方はどうか。

 

これには支持する意見がある。

ブルーンバーグは20192月取材記事の中で、「国債の平均措置期限が10年として計算すると、金利が1%上限すると利払い率は毎年1兆円増え10年間で10兆円増となる。しかし各月成長率1%上昇しても約70兆円の税収は0.7兆円しか増えないので、財政収支はさらに悪化する。」と述べた。

 

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しかしこれも、統合政府のバランスシートでは、金利が1%上昇すれば金利収入(資産)10兆円増加する。

 

ここでいう統合政府とは、日銀を政府の子会社と考え(世界も同じ)、合わせたバランスシートを作るからだ。日銀は政府が55%出資し、政府は役員任命権と予算認可権を持っている。従って日銀を子会社と見ることは、何も問題はない。

 

高橋洋一氏の意見でとりあえず、シメよう。

「日銀を連結すれば、ざっくり言うと資産1500兆円。負債は国債1500兆円。銀行券500兆円となる。」(出所「財務省、偽りの代償」扶桑社新書)

 

最後に日本株の今後。米国最大のカルパースが、7月21,22日に投資方針を決める。週明けの報道に私は大いに期待している。

 

2023年7月18日 (火)

映画「春に散る」と明年の米国大統領選挙での勝利者は誰か。NY株式の見通しと合わせて 2023・7・14 (第1181回)

映画「春に散る」と明年の米国大統領選挙での勝利者は誰か。NY株式の見通しと合わせて 2023・7・14 (第1181回)

 

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この映画は825日に全国公開される。日本では珍しいボクシング映画であり、沢木耕太郎氏の朝日新聞連載が原作など、ストーリーはご存知の向きも多かろう。

 

歳をとったボクサーが、若い有望な新人と組んでタイトルをとる。例のシルベスター・スタローン主演の「ロッキー」シリーズでお馴染みのストーリーだ。今回は「春に散る」という題が示すとおり、主人公(佐藤浩市)が心臓病を患っていて、タイトルを取った後、桜の木の下で死ぬというお話になっている。

 

私が不満なのは、挑戦者役が完全なボクサースタイルの肉体になっているのに、チャンピオン役が不十分だったこと。また試合のシーンがイマイチだったこと。

 

いよいよ来月、共和党の大統領予備選挙討論会が開かれる。(民主党は、ない)

 

結論から述べると、トランプ前大統領が絶対有利である。

 

デ・サンティス・フロリダ州知事は、オクラホマ州知事のみ、上院議員はゼロ、下院議員から一桁の支持しか得られていない。

 

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バーガム・ノースダコタ州知事は、自州からは支持を得ているが、他州はゼロ。ペンス前副大統領(元インディアナ州知事)も全く同じ。

 

さらにニッキー・ヘイリー前国連大使(元サウスカロライナ州知事)とティム・スコット上院議員(サウスカロライナ州選出)に至っては、トランプ前大統領に同州知事と同州選出の上院議員をさらわれてしまう始末だ。

 

では、例の訴追問題がどうなるか。

 

フロリダ州南部から選ばれる12人の陪審員から1人でも無罪を主張する向きがでれば、有罪にならない。しかも、その可能性は低くはない。一連のトランプ公的機密持ち出しはこうして時間が過ぎて、法延戦術により問題は少ない。

 

一方、NY地裁で行われるかつての不倫相手の女優への口止め料は、政治献金として起訴されているが、やはり無理がある。おそらく無罪だろう。

 

となると、共和党支持者の42%はウクライナへの支持をこれ以上続けることには否定的である(民主党支持者は25)。侵攻の度合いにもよるが、私が何回も述べているように、停戦または休戦に入るのが、明年春頃までに起きる可能性が大きい。

 

理由①ウクライナ兵力が20代、30代の若者が乏しくなり、40代、50代の老兵になりつつある。

②米軍産複合体か供給する中古兵器がなくなりつつある。

③ロシア側の動きがおかしい などなど。

 

民主党側については、ケネディ家からのロバート・ケネディJRが出馬を表明しているが、民主党からの支持を得ているが、20%程度。

 

やはり認知症のバイデン出馬により、トランプ有利となるのではないか。

 

大統領選挙の年は、米国は好景気、株高の年、と決まっている。

 

マネースクエアの宮田直彦さんは、私が信頼しているテクニカルアナリストだが、NYダウについて最高値をつける可能性がある、としている。最近のレターから抜粋してみる。

 

「NYダウは2022年1月高値(3万6952ドル)から、同年10月安値(2万8660ドル)までの下げ幅の半値戻し水準(3万2806ドル)を大きく上回っています。」

 

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「半値戻りは全値戻り」という相場格言に従えば、今後NYダウは最高値に向けての上昇が期待できる。今年中かも。

 

ついでに、宮田さんは「円経平均は4万円」という強いダイナミックな強気波動を予想している。ご参考までに。

 

 

2023年7月10日 (月)

映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」と「プリゴジンの乱」の今後。中国不動産バブル崩壊の行く末。それに日本株の底値と新高値。 2023・7・9 (第1180回)

映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」と「プリゴジンの乱」の今後。中国不動産バブル崩壊の行く末。それに日本株の底値と新高値。 2023・7・9 (第1180回)

 

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80歳になったハリソン・フォードが主演しているし、興行収入も大ヒット。しかし内容はどこかで見たシーンの連続で、見ている間はハラハラさせられたが、終わって見れば何も残らない。凡作だ。おすすめできない。

 

「プリゴジンの乱」はまだ進行中で、とても読めないが、中国の人民日報の姉妹紙である「環球時報」が、625(「プリゴジンの反乱」は623)でこう報じた。

 

「プーチンは「裏切り者」を批判し、「武装暴動を組織した人々の排隊」を要求した。しかしプリゴジンはベラルーシに行き、プリゴジンに対する刑事訴訟は取り下げられた。」

 

6月28日の「環球時報」は、「プリゴジンの反乱」の背景に金銭問題があるとして、次のように述べた。

 

「ロシア政府は、ワグネルに1年間に860億ルーブル(10億ドル)を支払っていた。この他の食料やケータリングの94000万ドルを加えると、ほぼ20億ドルが支払われている。一方、ロシア政府はワグネル含む民間軍事会社をロシア正規軍に加盟する手法を、進行させていた。プリゴジンひとりが反対していた。」

 

私が思うに、プーチンはプリゴジンを貶めることで、自分の許判を高めるのを狙ったのだろう。ただ、「乱」の時、自宅の地下壕に隠れていた、と云う。なんとも器の小さい男という印象を与える。

 

一方、プリゴジンを支持していたロシア軍の副司令官スロピキンが、当局に拘束されその後行方が分かっていない。

 

私が注目しているのは、ベラルーシにいるワグネル兵25000人の動向が分かっていない。戦術核を使うとベラルーシ大統領は脅かしているが、これもまだわからない。あと、2、3週間のうちに何か起こる。

そこで事態は急展するに違いない。

 

さて、第2のテーマの中国経済の行方、である。

 

嘉悦大学教授の高橋洋一さんによると、中国経済は実質成長率マイナスで、デフレ突入寸前。失業率も若年層(5)20.8%と統計始まって以来の悪環境を物語っている。

 

高橋さんに「不動産投資は15月で前年同期比7.3%減。」

このような経済状況になっているため、富裕層の流出が続いている。

 

では、10ヶ月ぶりの利下げをふくむ景気刺激策の効果が期待できるか。

私の答えは、「ダメ」だ。

 

理由はカンタン。何年か後に、暴発する不動産バブル崩壊による不良資産の消化に、低金利のもたらすメリットは極めて小さいからである。

 

私は以前にも述べたが、日本で不動産バブルが崩壊して不動産の不良資産化が始まったのが1991年。公的資金を投入したのが1999年。実に9年の時差があった。

中国も同じとするとあと7、8年ある。まあ、時限爆弾と考えた方がいい。

 

経団連のお偉いさんが目をむくだろうが、やはり対中投資は手を引くべきだ。

 

最後に、目先の相場。

プラザ投資顧問の伊東秀広さんによると、次の通りだ。

 

33772円がごく目先の天井。先の新高値更新はあるが、目先の底値は31879円。710日のETFによる配当支払いのため1.2兆円の売りをヘッジファンドが先取りして売っている。あと1000円の下げがあるが、その底値で買ったらいい。」

 

新高値を取るのが心配な人は、次の事実に注目すべきだ。(76日付プルンバーグ)

46月の海外投資家の日本株買い越し額は9兆4944億円。」

4半期ベースでは20051012月期の89872億円を上回り、データが遡れる1996年以来の最大値を更新した。」

 

目先の下げで、ガックリしてはいけません。明るい将来が待っているのですから!

 

2023年7月 3日 (月)

ヘソ曲りの米寿老人の常識はずれの意見具申。①台湾攻撃はない ②ワグネルはウクライナの首都キーウを攻略する?? 2023・7・2 (第1179回)

ヘソ曲りの米寿老人の常識はずれの意見具申。①台湾攻撃はない ②ワグネルはウクライナの首都キーウを攻略する?? 2023・7・2 (第1179回)

 

歳をとると何かと物事をひがんで見るようになる。このところ、近くの温水プールが午前中は閉まっているのだ。思うように体が動かせないので、腹が立つ毎日だ。

 

そのせいか、大切な講演会をメチャ遅れて流してしまうという大失態をやらかしてしまった。言い訳すると、40年間も病んでいる糖尿病のせいだ。

 

低血糖を起こして電車を間違え、気がついて乗り直したが、50分も遅れて、講演会は延期、と云うことになってしまった。本気でやはり、カロリー制限をしている証拠、といえばそれ迄だが。

 

さて、827日に88歳になる老人のヘソ曲りを以下、述べる。

 

第1は、台湾攻撃は中国はできない、ということ。

 

軍事アナリストの小川知久さん、中国生まれの遠藤誉さん、(お二人とも大学教授だ。)それに柌隆さん。それぞれ意見は異なるが、とりあえず柌隆さんのご意見から始める。

 

「揚子江(長江)のわきに、三峽ダムがある。上流には、巨大なダム湖ができている。水深178メートルある。

「ミサイルを一発命中させた場合、三峽ダムが決壊する。武漢、南京、上海が水没する。」

「最低2000万人の被害者がでる。平野部で水がひかないため巨大な経済的損失が出る。」

「台湾の総人口は2300万人で、ここを攻略するために2000万人の犠牲者を出す。こんなソロバンに合わないことは、できない。」

 

「習近平体制は、3年間に14億人の人民に毎週5回もPCR検査をやらせた。お金がない。これも戦争ができない理由の1つだ。」

 

小川知久教授は、「10万人を台湾に輸送するには6000万トンの船舶が必要、しかし中国は7000万トンしかない。それも日常に使っている船舶がほとんどだ。従って台湾を抑えるのは不可能だ。」

 

さらに遠藤誉教授に至っては「台湾攻撃は米CIAが作り上げたウソ」としている。

 

以上。とりあえず(軍事専門家にはTVや講演会の出番がなくなるので恨まれそうだが)台湾攻撃はない、と私は考える。

 

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続いて「ワグネルの反乱」という見方も怪しい。

 

まず、事件の4日前の621日にブリゴジンとプーチンは会談を持っている。ワグネル軍はベラルーシ国境に移動している。英国軍の衛星画像によると、ウクライナの首都キーウまで、ごくごく短距離。武装した兵25000人が控えている。

 

西側の宣伝に乗って、ウクライナが最後の傭兵を投入すれば、ロシアは一網打尽にして勝利をものにする。(以上システムズリサーチ吉田繋治さんによる)

 

同氏は、この①「おとり作戦」の他に②ロシア軍の内部分裂もありうる、としている。

 

しかし、同氏も云う通り、「軍の司令部のあるロストフヌー(100万都市)をたった50人で占拠できるわけがない。」

 

①のシナリオの方が現実的と私は考える。結論は23週間で判明するだろう。

 

ただ、私の考えは「こんな悪手を使ってまで酷いことをするロシア」と云うイメージが世界中に拡大。中国やインドでさえ、ロシアに対しいいことはできなくなる。

 

第一、25000もの兵が動き出す準備を始めたら、人工衛星がすぐ捉える。このシナリオは、ありうるが弊害が大きすぎる。プーチンといえど、やれるかどうか。

 

一方、ロシア国内に4万人の囚人が解放された故郷に帰ったら、治安がいっぺんに悪くなる。

 

以下、ニューズウィークのネタから韓国紙中央時報がまとめたワグネルについての(余分な)知識をオマケに。

 

ワグネルには4つの階級がある。

①盗賊 ②男 ③雄ヤギ ④雄馬

①は常習的な犯罪者で、「殺人屋」が多い。

②は大きな問題を起こさず刑期を終えない者で①に忠誠を尽くす。

③は刑務官と協力しながら、受刑者同士の秩序を尊重する。

④は最下層で、トイレ掃除や洗濯をする。

 

問題は6ヶ月の戦闘を終えた受刑者が解放されて、故郷に帰った場合、ロシアという国全体が無法地帯化すること。(すでにそうなりつつある!)

 

結論、いまは小安いが、5月末と同じ。上げ相場の最中なのだ。米国勢の買いは本物だ。日本株は買い。大手商社、トヨタがいい。

 

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