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2020年12月28日 (月)

映画「裏切りのサーカス」と、1月6日に米国で発生するバイデン無力化と、菅首相へのマスコミ叩きの背景。それにNYと日経の予測 2020・12・27 (第1045回)

映画「裏切りのサーカス」と、1月6日に米国で発生するバイデン無力化と、菅首相へのマスコミ叩きの背景。それにNYと日経の予測 2020・12・27 (第1045回)

 

 最近亡くなったジョン・ル・カレの全盛期の傑作の映画化で、2011年の作品。私は小説も映画も傑作と思うが、村上春樹さんは「スクールボーイ閣下」を最高傑作と断じている。まあお好みだが。冷戦時代の英国情報部がソ連からの二重スパイが首脳部にいるのを摘発する話。

 

 主役のゲイリー・オールドマンが演じたスマイリーは、アカデミー賞男性主演賞候補になった。ベニス国際映画祭で、大好評だった。

 

 ストーリーはややこしい、冷戦時代のスパイ合戦は、仕掛けられたり、仕掛けたり、ダマすつもりが、ダマされていたという風に、二重三重の構造になっている。とても短いセンテンスでまとめられない。まあ映画をご覧ください、というしかない。

 

 今回の米国大統領選挙も、オモテの情報とウラとででは全く違う。日本ではCNNを中心に報道されている。そこで1216日に米国上院の国土安全保障・政府問題委員会の「2020年大統領選挙の不正を調査する」会合も全く報道されなかった。詳しくはここでは述べない。大切なのは立法府、つまり米国議会は大統領選挙に対し、大きな疑問を持っているということだ。

 

 この情勢を背景に、毎週のようにこのブログで引用させて頂いているSAIL代表の大井幸子さんが20日付のHFニュースレターで、次のように述べている。

 

 「1222日は、去る14日に行われた選挙人による投票結果―封印されて箱に入っているーがペンス副大統領に渡される。」

 

「そして16日の特別両院合同会議で正式に大統領が決定される。主要メデイアはすでにバイデンが勝利したと伝えている」

 

 「ところが、ドンデン返しの可能性が残っている。」

 

 「上院議長であるペンス副大統領には拒否権がある。

 

 「つまり、選挙不正の科学的根拠など動かない証拠があれば、ペンス副大統領は開封を拒否する。」

 

 大井さんは、ラトクリフ国家情報長官が近く発表するレポートに注目している。このレポートで中国が不正運用に深く関与した事態が明らかとなる。

 

 それを根拠にトランプ大統領に「国家非常事態宣言」を行うことが出来る。これなら戒厳令を宣言、バイデン政権は正当性を失う。中国の共産党の間接支配が例の開票システムのドミニオン社におよんでいることは、このブログの読者ならご存じだろう。

 

 ラトクリフ長官はWSJの12月3日のコラムに「中国は(米国の国家安全保障の大の脅威で、)世界を支配しようとしている」と述べた。 大井さんも私も、12月12日になったらハンター・バイデンのスキャンダルを急にマスコミが取り上げ始めたことを注目している。ワシントンの地下で、何かが動き始めていることだけは確実だ。

  

 こういう時期なので、外務省の役割は重要だ。ワシントン情報をナマでしかも早く東京に伝えなくではならないからだ。

 

 ところが、私の情報筋は「日本の外務省は何を考えてるんだ!」と呆れ半分の質問をしてきた。

 

 「何故?」と聞くと「スギヤマをこの時期に交替させて、米国の情報に不慣れな元韓国大使を回してきた」とおカンムリ。

 

 すでに調べたが、確かに菅政権に移行したとたんに解任されていた。

 

 なるほど、この人事の失敗で、ワシントン政界の菅内閣への評価がいっぺんに下落。米国の後ろ盾の少ない政権の長期性を疑って、ウンと叩いておこうというマスコミ首脳部の思惑が働いて、菅内閣叩きを始めたに違いない。

 

 さて、以上は少し(かどうかは分からないが)後ろ向き。来年の見通しを私がちょくちょく引用し、的中率の極めて高い二人のテクニカルアナリストに聞いた。

 

 いちよし証券の高橋幸洋さん。

 

 「日経平均は当面の上値目途は2万9467円(1990年終値ベースの高値3万8712円と安値万321円の中間に。)一方下値めどは5年移動平均的線の2万462円。根拠として高橋さんは次のように述べる。

 

 「1目均衡表の月足から見た日経平均の上値目途は、今回の上昇波動ボトムとなる2008年10月安値6994円から2010年4月高値1万1408円の上昇幅4412円の五層倍高値の2万9061円。その他、同様な計算を2回加え、3回とも2万9000円近辺がめど。下値は5年移動平均線の2万2462円と月足の転換線2万2270円が重要な下値支持線」

 

 マネースクエアの宮田直彦さんはエリオット波動から予測する。

 

 「2020年3月安値(1万6358円)から長期の上昇トレンドが進行中(第3波)。

この波動の特徴は、上げ幅は大きく、期間は長い。アベノミクス相場では10年間、幅にして1万7454円、率にして250%に達した。この流れからは、史上最高値の3万8957円を更新してもおかしくない。」

 

ただ宮田さんは、目先は調整、と見ている。メインシナリオは年の前半は調整、秋以降に持ち直す、これが結論だ。

 

私は来年については大強気だが、バブルは意外高を呼ぶので、当たるかも。

 

映画のセリフから。「男たるもの、パーティから去るタイミングをワカっていなければならない」。心得ていますよ。

 

依然、来年1月20日からの買いを私は見込んでいます。

 

なお、次回はよほどのことがなければ、お休みさせていただきます。

では皆さん、よいお年を!!

2020年12月21日 (月)

ヒッチコック「北北西に進路をとれ」とジョージ・ソロスとトランプ落選をもたらしたドミニオン社との深い関係。それにこの相場の買い時 2020・12・20 (第1043回)

ヒッチコック「北北西に進路をとれ」とジョージ・ソロスとトランプ落選をもたらしたドミニオン社との深い関係。それにこの相場の買い時 2020・12・20 (第1043回)

 

 ご存じヒッチコックの名作中の名作。一生のうちに必ず1回は観ることをお勧めする。とくにサスペンスにユーモアを散りばめて、少しも先行きが読めない。名匠独特の話術に酔うのは、大きな楽しみだ。

 

 NHKのBSで放送された「バルカン超特急」やドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」で有名な「知りすぎていた男」と同じ型。つまり「巻き込まれ型」で、何でもない普通の男が、ひょんなキッカケから大事件に巻き込まれ、大冒険が始まる。この作品は、このジャンルの傑作中の傑作。

 

 主人公のケイリー・グラントはNYの広告代理業の営業マン。顧客とプラザホテルで打ち合わせに行くが、母親に電話するために立ち上がる。その瞬間、ホテルのボーイが「キャプラン様」と呼んだ。そこで、スパイたちは、主人公をキャプランと間違えて誘拐する。

 

ここから先は有名なトウモロコシ畑での飛行機による攻撃、美術品のオークション場での殺し屋からの脱出等々、次から次へと思いがけない展開ばかり。ハッピーエンドのシーンも意味がいろいろあり、含みが面白い。ともかく先の読めない展開に引きずり込まれる。

 

 先が読めないといえば、相場も同じ。年末だし、来年の見通しを聞かれるシーズンだ。

 

 よく聞かれるご質問からお答えしてゆく。

 

 第一はビットコイン。1BTC2万ドルを超え、新高値を更新した。質問は今後どうなるか、である。

 

 私の答えは、来年10月か11月まで、中期投資のつもりでお持ちなさい、だ。理由?ドル安、つまりFRBの超金融緩和でジャブジャブに余ったカネが、株と不動産に回った。

 

 しかし、新値更新のNYダウやナスダックの今後を予想すると、やはり、リスクが大きい。そこに新興国の中央銀行が仮想通貨の法的整備を始め、中国もデジタル人民元の準備に入った。

 

 欧州機関投資家としては、債券が全部マイナス金利だから、ビットコイン購入の企画書を書きやすい。したがって2017年ごろとは、お客の質が違う。先物の出来高、取り組みを見ても、明らかに違う市場構成になっている。

 

 私は中国の高官たちの逃避資金は左右されていたひところは、お勧めしたことはない。

 

 しかし今回の新高値更新(2万ドル)は買い賛成。目標値?私にはわかりません。何しろバブルですから。ご勘弁ください。

 

 では次。トランプ米大統領の敗戦。実はジョージ・ソロス氏や民主党と中国共産党が共謀して今回の不正選挙を準備しており、これに乗せられていたトランプ敗戦だ。

 

 この事実を明白な証拠とともに、はっきりさせたのは、私の長い間のビジネスパートナーのSAIL代表の大井幸子さん。12月8日のヘッジファンドニュースレターで、こう述べた。

 

 「不正選挙の元凶となった投票集計ソフト会社ドミニオンの親会社スマートマテイクの資本関係と資金の流れを見れば、民主党と中国共産党が資金供与の中心にいる。」

 

 「ヘッジファンドのレジェンド(伝説的存在)のジョージ・ソロスが資金供与の中心にいる」

 

 ここで筆者が説明する。(チャートを出せればカンタンなのだが)

 

 ドミニオンの親会社の会長マクロ―ブラウン男爵は、G・ソロス氏のオープン・ソサイエテイのメンバー。そのドミニオンはスイスの投資会社から巨額の資金供給を受けている。後述するが、この親会社に民主党の大物が役員をしている。ここでは、ウイリアム・ケナードという名前を覚えて戴きたい。

 

 そのスイスの投資会社の株式24・99%は中国の投資会社が保有。さらに、その中国の投資会社の株式75%は、何と中国政府が保有している。

 

換言すれば、ドミニオン社は、中国政府の間接的支配下にある。

 

 ソロス氏はソロス・ファンドマネジメントに前述したスイスの投資会社のCIOのフィッツパトリック氏を役員に入れている。

 

 最後、このカラクリの中心的な人物のウイリアム・ケナード氏の役割について述べる。同氏は、クリントン政権の連邦通信委員長。オバマ政権ではEU大使。この民主党の大物が、前記したように、ドミニオンの親会社の役員になっている。

 

 私は、これでは、トランプやテキサス州がいくら訴訟しても、民主党の背後にいるデイープステートがとにかくワルい。最高裁判事に圧力をかけて、テキサス州を敗訴に追い込んだ。明年1月20日に、その反動。例えば暴動が起きても、ある意味では当然、だ。何しろ7400万人がトランプ氏支持者なのだから。もう一つ、私の心配は中国が尖閣にこの混乱に乗じチョッカイを出すことだ。

 

 

 第三の質問は、売ったら上がるし、買ったら下げる。この日本株式市場の高値持ち合い相場はいつ、どちらに放れるか。上か下か。

 

答えをFDS代表の箱田啓一さんに聞いた。「1月17・18日ぐらいの押し目の日に株を買う。1月20日からずっと高い」

 

 私が高い評価を続けている宮田直彦さんは①日経平均のレンジ(当面2万6300円~2万7000円②NYダウは目先で最高値を更新し、3月以来の上昇トレンドは終了するとして想定レンジを「2900ドル~3万350ドル(12月18日付)

 

 また高名なテクニカルアナリストの若林栄四さんは、「2020年第四半期中にNYダウは大天井をつける」と予想している。この4人は大統領就任式近辺の争乱を見込んでいるのだろう。

  

 私が弱気になった?とんでもない!第1040回1の私のブログを想起していただきたい。

 

 いちよし証券の高橋幸洋さん

マネースクエアの宮田直彦さん。 お二人とも2021年の目標を3万円か、それに近い所に置いている。

 

 結論。現在のわれわれの立ち位置が、大相場の直前にあることを認識すべし。

 

 映画のセリフから。スパイとして敵に送り込まれているエヴァ・マリー・セイント(色っぽかったなあ)

 

 「あなたはいらないものを売りつけるだけじゃなくて、知らない女に恋をさせるのね。」

 

 私は時々、自分が株式市場という商品のセールスマンになった心持になります。いや、冗談、冗談。私の売りたい商品は、日本株の将来への自信です。

 

(なお、前記したソロスの関係図は”IT economy・com熊坂有三氏によります)

 

2020年12月14日 (月)

ロバート・B・パーカー「失投」とトランプ氏最後の賭けの失敗と私が2021年で儲けなければ一生ダメ、という理由 2020・12・13(第1042回)

ロバート・B・パーカー「失投」とトランプ氏最後の賭けの失敗と私が2021年で儲けなければ一生ダメ、という理由 2020・12・13(1042)

 

 もう85歳で体力がないので、往年の思い出だが、30年代後半~50代まで、私は月に40冊の本を読んでいた。兜町の千代田書店の大お得意様だった。「MUST本」と自分で呼んでいた経済、市場関係の本、月12冊の英語の原書。それに“息抜き”としてのアメリカの探偵もの。

 

 とくにガードナーのペリー・メイスン・シリーズ。毎月早川書房から出るのを心待ちにして、往復の電車で読んだ。パーカーの小説もおんなじ。

 

 40冊?ホラ話と思わないでください。1968年にトレーニーとして、NYに長期出張した時、NYタイムスに連読術のセミナーがあるとあったので、当時の100ドルは痛かったが、3回、どう読むかを教わった。

 

 

講師の若い生意気な長髪オトコが「故ケネデイ大統領が、この技術を身に着けてエラくなったんだゾ」と自慢した。ホラと思っていたが、本当だった。

 

 ロバート B パーカーのスペンサー・シリーズの中から「失投」を選んだのは、まだ巨人の日本シリーズ4連敗の口惜しさが、今でも尾を引いているためだ。

(捕手の大城起用が失敗と私は今でも思っています。)

 

 さて「失投」だ、ボストン レッドソックスのエースがどうも八百長をやっているらしい、とニラんだ球団のお偉いサンから調査を頼まれる。早速スペンサーは作家のフリをしてロッカールームに入って選手やコーチにインタビューをする。そのうちエースの妻の発言からナゾを解いてゆく。

 

 まあ面白いから、スペンサー・シリーズ「初秋」「晩秋」あたりから、読み始めることをおすすめする。

 

 何でスペンサー・シリーズと今回のブログと関係あるの。こういう探偵ものの常連として、苦境に陥った主人公がドンデン返しをする。あるいは体を張って敵をやっつける。

 

 トランプ大統領は、53件の訴訟では州の裁判所段階で敗れ12月第1週にいよいよ最高裁への直接提訴が行われた。テキサスなど17州それにトランプ氏自身が、4州を対象に提訴した。しかし12月11日、最高裁はこの提訴を退けた。がっかりしているんだろうなあ。

 

NY株式市場がこのところ元気がなかつたのは、バイデンシナリオー増税→大型財政出動→リフレ、の読みに不安が出てきたから。トランプになれば、変わるわけではないが、資本というものは臆病。しかしこの判決で新値をバク進、という可能性が出てきた。

 

 このところ、「相場ウラ読み」で前回私が述べた「2021年に儲けなければ、一生、後悔しますヨ。」という発言に質問が来た。理由をもっと詳しく、というわけ。

 

 山のように金が余って、債券は欧州中心にマイナス。株しかない、これが基本。

 

2021年の景気の急回復、それも大ブームだ。

 

 私の昔からの友、ポール・チューダー・ジョーンズ(人も知るヘッジファンドの超親玉だ)が“MASSIVE BOOM”という言葉で、超強気の姿勢を示した。MASSIVEとは重量感を伴うとか、量を伴う、と考えるといい。

 

まあワクチンが成功し、大衆のリベンジ消費による大ブームが起きるーというストーリーである。旅行、レストラン、ミュージカル、ホテル、レジャーランド等々。

 

当然、企業業績の急回復が予想される。米国も日本も22年はおんなじ。米国はS&P500で2020年2Qでは39%の減益、しかし2021年3Qでは33%の増益。

来年は50%台ではないか。

 

日本。SMBC日興証券の12月11日の資料によると、景況感がそのまま出る卸売、電気ガスを除いた製造業の営業利益は、2021年3月期ではマイナス20・1%。これが2022年3月期にはプラス59・7%。このストーリーだと日本製鉄と空運株は研究に値する。では株式市場全体は、どうか

 

 いまの日経平均のPERは24・5倍だが、来年には13~14倍。割安。

 

 へえ、そんなに景気が良くなるの、なります。

 

 鉄のスクラップ価格。4月にはトン 1万9100円、これが最近3万1250円!

 

この暴騰は、景気の急上昇を意味している。このことを、私は山一證券経済研究所のNY支所長時代に、マエストロと呼ばれたアラン・グリーンスパン元FRB議長の部下から詳しく教わった。

 

 景気が良くなると鉄鋼需要が伸びる。建設需要は特に鉄筋棒鋼中心だが、この需要は電炉による鉄鋼メーカーの受注に直結する。鉄スクラップは工場の庭に置いておけないので、これを買う。したがって鉄スクラップ市況を見ていれば景気の先行きがわかる。

 

 この話を中部証取で当時全盛期だった私が、鉄スクラップ取引が始まる式典で話した。関係者から問い合わせが来た。疑ったのだろうなあ。その後マエストロは日経の「私の履歴書」にこのことを書いて裏書きしてくれた。

 

 さらにさらに、コロナショックはイノベーションを生む。」米国の年金勢が日本のポストコロナ時代の急成長が期待される小型株に買いを入れている。

 

 パルナソスインベストメントの宮島秀直さんの米国年金勢の購入リストを私なりにセレクトして次に示す。(この方は現地に行って取材するのを基本にしているので、きわめて信用度が高い)。

 

①AI INSIDE(4488)②マネーフォワード(3994)③ベイカレント・コンサルテイング(6532)④ラクスル(4384)⑤メドレー(4480)  以上

 

条件は外人持ち株が高水準でしかも上昇中。ホントはHENNGE(4475)を入れたかったんだが、四季報で見る限り横ばい。12月16日に発売される最新号で外国人投資家の持ち株比率が14%以上になっていたら、リストに入れてください。

 

スペンサーのセリフから。「人は何かを信じる必要がある。」私を信じてください。

 

2020年12月 7日 (月)

映画「燃ゆる女の肖像」と2021年のびっくり予想、そして接近している1ドル95円の円高 2020・12・6 第1042回

映画「燃ゆる女の肖像」と2021年のびっくり予想、そして接近している1ドル95円の円高 2020・12・6 第1042回

 

映画「燃ゆる女の肖像」を見ながら、私はデシャブ感にとらわれた。一流の映画評論家が全部絶賛している傍ら、シロウトのユーザルレビューは極めて低評価。こういうばあいは十中八九、ドラマとしてはツマらない。その代わり、映画の画面はまことに美しいし、音楽は素晴らしい。

 

 この作品は、ズバリ「レズ映画」だ。中流階級の画家と女性貴族(高級階級)との恋愛、それだけの作品である。

 

セックスを題材とする映画は、85歳になった私にとっては、どう見ても同じ。つまりマンネリで、従って、ツマらない。

 

素晴らしかったのは音楽、ビバルデイの「四季」の「夏」。2回あり、初めの主人公がハープシコードで演奏。最終画面ではオーケストラ。私はラストには鳥肌になったことを忘れることはないだろう。おすすめはできないが、監督のセリーヌ・シラマのファンにはたまらない作品だ。

 

さて、私が周囲からしばしば尋ねられている質問にお答えしよう。

 

①NYダウの高値更新はいつまで続くのかーまた2021年末の日経平均の3万円達成時期?

 

私の答えは次の通り。私の最も信用するテクニカルアナリスト宮田直彦さん(マネースクエア社)による。

 

 NYダウは①この8か月間の上昇の上昇率は65%を上回っており過熱感あり②現在1929年と2000年の高値を結んだ上値抵抗線に近づいており、2021年に相応の調整場面があっておかしくない。

 

 私個人は「ロビンフッド族」と呼ばれるシロウトが3週間で5兆ドルも買うという「バブル現象」が起きており、調整は「ドカ」でなく「ドカン」と思う。時期、ロビンフッド族の資金が切れた時、したがってコロナ騒ぎが終わり、金融緩和が終わった瞬間があぶない。まあ、10月、かなあ。

 

 次に日経平均の方。再び宮田直彦さんの見方をご紹介する。

 

  1. 日経平均は2008年の6994円で、1989年の高値38957円以来の大ベア相場を終了した。その後スーパーサイクル第Ⅴ波が進行中で、少なくとも2050年ごろまで大強気相場は続く。
  2. 2018年2月に10年移動平均(MA)と20年MAがゴールデンクロスを達成。失われた20年時代の終焉と新たな上昇トレンドの開始を示している。

 

私の結論を述べる。まだ市場は外国人に握られ、個人投資家の買いは循環的だし、影響力があるのは新興市場のみ。しかし徐々に力をつけている。外国人投資家が割安でポストコロナ時代に対し対応力をつけている日本株を(年金を含めて2021年には)買い始めるだろう。(これはウオール街のニュースソースによる)

 

テクニカル的には27000円は上値のカベだが、そこを抜ければ3万円。

 

 落とし穴はバイデン政権下のイエレン次期財務長官のドル安政策。内閣府調査では輸出採算レートは製造業で996円、非製造業では10330円である。対ドル100円を切ると、95円が見える、と宮田さんは予測してい

る。そこまでの円高なら、大騒ぎになるだろう。

 

 すでに実質金利では米マイナス10%。日本はマイナス02%で、ドル安円高の素地は十分あることは自覚すべきだ。

 

 さて、次のよく聞かれる質問である。

  1. 東京五輪は開催できますか。
  2. ワクチンは本当に効くの?
  3. 日本の解散、総選挙は、いつ?

順次、私の情報ソースからのマル秘を含めて結論を述べる。

 

五輪。やる。米中両大国の参加があれば無観客でもいい。明年やらなかったら、世界で再び五輪は開かれない。IOCだって米国の巨大TV会社だって困る。

 

ワクチン。前回のこのブログを再読してください。

 

 ただし、これが効いてコロナショックが終了。米欧日三大中央銀行が超金融緩和を終了。長期金利の急騰。株価調整というリスクがあることに留意すべきだ。ただし「ドカン」ではなく「ドカ」程度。極端な不安を持つ必要はない。

 

解散、総選挙。コロナ感染症の動きがまず読めない。選挙運動は三密につながるので、延期に次ぐ延期で明年910月の任期満了選挙になる。野党も政権獲得の気配がないし、第一、国民が鳩山、菅政権時のデタラメさを覚えている。

 

 最後にオマケでトランプ再選。パウエル弁護士のウデにかかっている。としか言いようがない。相当なスゴ腕らしいが主任のジュリアーニ氏と折り合いが悪いのが、私としては妙に気になる。

 

 映画のセリフから。主人公と画家がベッドの中でいう。「新しい感情が生まれたわ」「何」「後悔よ」「後悔するより思い出を作ってほしいわ」

 

 予想はあくまでも予想。ハズれたら思い出にしてください。勝手すぎますか?的中したら思い出してくだされば幸甚この上ありません。

 

新刊本の抽選は厳正に行われサインを私は書き、御住所に送りました。びっくりする位の御応募に感謝致します。

 

 

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