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2019年5月 6日 (月)

映画「お熱いのがお好き」と急展開する日本と南北朝鮮関係、それと株(第961回)2019・5・5

アメリカ映画協会(AFI)が「喜劇映画ベスト100」の第一位に選出したビリー・ワイルダー監督の名作。マリリン・モンロー、トニーカーチス、ジャック・レモンの主演で、男優二人の女装が有名だ。
題が変わっているがマザーグースの2曲目からきているとか、日本の「セッセッセ」

似た手遊び歌で「(おかゆが)お熱いのが好きな人も、冷たいのが好きな人も、9日前からの残り物が好きな人もいる」という意味だそうだ。

 お話は失職中のジャズミュージシャン二人が、ギャングの殺人現場を目撃してしまい、女性バンドに女装して就職。シカゴを離れフロリダへ。そこにギャングの親玉の会合でボスのスパッツ(ジョージ・ラフト)が来たので話は複雑になってゆく。

 ワイルダー監督は当初フランク・シナトラとミッチー・ゲイナー主演を考えていたが、ジャック・レモンを発見してストーリーを変えたそうだ。

 このところ朝鮮半島の両国と日本との関係が連日激変している。

まず北朝鮮。安倍首相は5月2日「条件を付けずに金正恩委員長と会って虚心坦懐に話し合ってみたい」と述べた。一方、9日から12日まで訪米予定の菅官房長官は、NYで北朝鮮側と高官級接触したい旨、平壌に伝えたという。

 これまで米国トランプ政権とともに安倍首相は「最大限の対北朝鮮圧力」に集中してきた。突然のこの二人の行動はなぜだろうか。

 このニュースを韓国有力紙中央日報は「米国から確実なOKサインを受けた結果と解釈される」と報じた。同紙は「すでに3月の安倍=トランプ会談で拉致問題解決のための日朝首脳会談に、米国は全面的に協力する」と共同声明を出した、と指摘している。

 

 私は先日、中国生まれの著名エコノミストから、中国習近平首席から「明年の台湾総統選で親中派政権が成立後に、“一つの中国”宣言しても我が国が反対しないことと引き換えに、中国は正恩委員長を説得してもいい」という提案があったらしい」という情報を聞いた。

 おそらくこの情報は正しいのだろう。首相は国会答弁でもチョロッと「北」情報は中国経由と漏らしている。一方「北」側も邦人拉致被害者の生存情報を小出しにしたり、日本海に短距離ミサイルを撃って脅かして見せたり、例によって一筋縄でいかない対応を見せている。情報の展開は早く、結末は意外に近いと私は観ている。

 一方、韓国の方はどうだろうか。いわゆる徴用工問題で、資産売却手続きが開始された。当然安倍内閣は、我が国企業に被害が発生すれば報復措置をとると公言してきた。

 おそらく前記の拉致問題とのからみもあり、これまでと次元の違う日韓紛争に進んでしまうまでに至るまい。日本側はとりあえずは自制するのではないか。文大統領がウラから手をまわしてどんな意地悪をするかわからないからだ。(もちろん後でキチンと落とし前はもらうだろうが)

 ここまで実は株式市場について一言も書いていない。それは次の情報からだ。

  1. 新高値に進みつつあるNY株式市場、ナスダック、S&P500種は新値更新で、NYダウの新高値も時間の問題と思う。パルナソス・インベストメントの宮島忠直ストラテジストによると「3月末の米国機関投資家のキャッシュ保有量は2兆ドル近くで歴史的高水準」とのこと。高値更新となると常識とは別に機械的に買いを入れて、持たざるリスクを回避するから値は飛ぶ。今、来週は海外からいい情報が来るのではないか。
  2. 5月1日、連休中にわざわざセミナーを開いてくれた金融データソリューションズの箱田啓一さんは日経平均について「7月の海の日(13日近辺)へラリー(上昇相場)。「押し目は5月末前後、6月5日(SQの前の週)近辺」。「日経平均の上限2万5412円、下限1万9765円」とした。また全米化学工業活動指数は鉱工業生産指数に3~6か月先行し、ピークは2020年6月とも。

特に注目されるのは米アトランタ連銀のGDP・NOWがNYダウの先行指数になること。またバルチック海運指数が底値から40%近い急上昇を示していること、だった。私の強気を裏付けていただいたと思う。前にもまして私は強気だ。

 映画のセリフから。ジャック・レモンが演じるジェリーが、プレイボーイで大金持ちのオズグッドに言い寄られ、「ついにオレは男だ!」と正体を明かすと「完璧な人間なんていないさ」と返されて大いにクサる。このセリフはアメリカ映画の名セリフ100のうち48位、とか。私の繰り返して述べている「私は強気だ」も皆さんの記憶に残るセリフになってくれるだろうか。

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