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2018年12月25日 (火)

大河ドラマ「西郷どん」とこの急落相場の反転時期(第939回)2018・12・24

 大河ドラマ「西郷どん」とこの急落相場の反転時期(第939回)2018・12・24

 ついに城山で西郷隆盛が死に、大河ドラマは終わった。私としては珍しく録画も使って全部観た。主役の鈴木亮平が適役だったし、島流しの時の妻の愛佳那を演じた二階堂ふみは私のごひいき。何よりも西郷ご本人の、僧月照との入水事件以来、西南戦争に至る「緩慢なる自殺」志向が、演出で画面に出ていたのが面白かった。

 

「西郷という人物がいなければ今の日本の姿はない」(磯田道史「素顔の西郷隆盛」)。

 

 たしかにそうかも。私は勝海舟がいたから今の日本があると思っているが、

まあ母方の先祖が旗本だったから、身びいきがあるかも知れない。

 

 西郷は島津斎彬という名君に見いだされ、その主君の死後も尊敬し続け、弟の久光を「地ゴロ」(田舎者)」呼ばわりして沖永良部島に遠島になるほどだった。右顧左眄しない強さを持っていた。

 

 来年の見通しを立てる時期に入ったが、私は大反省している。何しろ201813日刊行の拙著「日経平均3万円 だから日本株は高騰する!」を出版したのだから。私は「曲り屋」だ。

 

 理由はある。その前の年の2017102日から1024日まで、日経平均株価は16連騰を記録した、とか。史上空前の連騰である。また21000円には大きなカベがあり、これを抜いた、とか。超強気になるそれだけの理由があった。

 

 いまとなっては言い訳でしかない。

 

 しかし、2018104日のペンス米国副大統領の「対中覇権戦争の開戦宣言」以来、時代が変わってしまった。ま、言い訳にもならないか。

 

 5月だったらしいが、中国人民軍が米国をカンカンに怒らせた事件があった。

 米国が誇る11隻の空母。これが仮に無力化されたら、覇権なんて夢のまた夢。これが119機のドローンで特攻攻撃を行う模擬戦争を中国人民軍が、実験して見せた。これで中国は米国の虎の尾を踏んでしまった。しかも完全に米国の技術を泥棒チップで盗んで、堂々と成果を誇示した。

 

 米軍はその前に110機での実験は成功していたらしいが、わざわざ119機でやってのけた。なぜ?911の逆でしょ。これで米国中がアタマに来た、と私のワシントンのソース。

 

 「曲り屋」が予想をブログに書いても信じてもらえないだろうから、当たっているテクニカルアナリストの、すぐに判断できる見方をご紹介しよう。

 

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ・テクニカルアナリストの宮田直彦さんが21日に私に送ってくれたメモをご紹介しよう。

 ごく簡単に。

 日経平均は歴史的底値圏。21日の日中の日経平均PERは113倍以下。これはTOPIXが大底をつけた201264月日の1059倍に近い。

 この20126月のTOPIXは692で、宮田さんのエリオット波動の見方では強気相場の起点。この波動説に従えば「TOPIXの年末値が1450を明確に下回らなければ、いよいよ「サード・オブ・サード」と呼ばれる上昇相場に入る」。

そして「悲観の中で強気相場は生まれ「2019年は新たな強気相場元年か」と。

 

 それではTOPIXが1450を下回り続けたら?それでも.「少なくとも当面の底入れは接近しているとみられる」と。

 

 そして宮田さんが「元号が改まる19年は新たな強気相場の元年として大いに期待される」とした。私も期待したい。

 

 西郷さんが西南戦争の時も自分で書きうつして作った「言志禄(佐藤一斉)」を持ち歩いていたそうな。その中の言葉を現代語訳で。

 

 「人の一生は順調に進むばかりではない。むしろ、うまくいかないことが多く、苦難の道を進むことの方が多いかもしれない。しかしうまくいかないときでも、志や学びの心を忘れず、常に学び続けることで、やがて道は開ける。」

 

 ついでに。金融データソリューションズ代表取締役の箱田啓一さんは「クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーが底値の“潮目”」と予想している。目先は1225日が底値で「上昇トレンドの起点の日は221日が“濃厚”。これを4月に入って確認」とも。今週は25日に反転があるか、また年末大納会にTOPIX1450を割るか、ガン張るかに注目しよう。

2018年12月17日 (月)

「般若心経」と18日の習近平講話と米国の対中隔離政策(第938回)2018・12・16

「般若心経」と18日の習近平講話と米国の対中隔離政策(第938回)2018・12・16

 

 三蔵法師玄亟の名訳を、私は朝起きぬけに読経しています。写経も多少。亡くなった父と母が読経していたのをマネしているのだが、たしかに気持ちが休まる。読み違いはしょっちゅうやっているから、ご利益の方は疑わしいが。

 

 岩波文庫とNHKの「100de名著」で勉強したのだが、この262文字の経典には「色即是空 空即是色」という有名な一句がある。

 

 「色」は物質的現象として存在するもので、「空」は何もない状態で、インド数学では「ゼロ」だという。なるほど。

 

 また「心経」の「心」はサンスクリット原語フリダヤの訳で「心臓」だが、この経典では「精髄」だ、とも。

 

 そもそも「般若波羅密多」とは「六波羅蜜多」と呼ばれる六種類の仏道修行によって得られる完璧な「知恵の体得」のこと。

 

 これはインド語のフラジュニャー(知)とパーラミター(完成した)を合わせたものに漢字を当て字した、とか。大乘仏教特有の用語だそうだ。

 

 私はストラテジストの宮島秀直さん(パルソナス・インベストメント・ストラテジーズ)の「精髄」と「知恵の体得」がすごいと思っている。年4回も海外に出張してソロス・ファンドなど178の機関投資家(欧米だけでなく中東、香港も)、シンクタンクや政府機関に直接取材。ナマの情報を持っている。

 

 私の見るところ、宮島さんの情報は、他の人たちとはレベルが違う。新鮮さ、その深さ、真相に切り込む熱意、すべて優れている。

 

 まことに不可解なのは、一昨年までストラテジストのランキングでベスト・スリーだったのに、昨年は4位と外れた。組織票で某社が新顔を売り込んだためらしい。そのせいでご商売にも負の影響が多少、あったらしい。今年も来年1月の投票迄バイサイドの評価が求められる時期だ。どうか、評価する方々、よーくお考え下さい。正しく評価して、ね。

 

 ずい分イマイ先生、いつもとトーンが違うじゃないですか。いくらかもらったの?とからかわれそうだ。

 

ホントはいい情報源は他人様にナイショにした方がいいのだが、まあ、義憤に駆られて、このブログを書いています。

 

 というのも今回は1212日に配信された「中国の四中全大会」の情報があまりにも優れていたのでご紹介したいからです。

 

宮島さんは米国きっての中国情報通の一人のCSISのS・シーゲル氏と連絡して「1218日の改革解放記念日の習近平主席講話の内容次第で、米国の対中姿勢が一気に変化する可能性」と報告してきました。

 

そのココロは次の通り。

 

「中国産業政策はグローバル・スタンダードと協調すべく改善する」などと米国政府が要請した点に習主席が講話で言及するかしないかで、米政権、両党幹部の間で揺るがぬ実権を握り始めたペンス、ライトハイザーの“中国隔離策”の舵取りが大きく変わる可能性がある。」

 

 つまり、知的財産権の保護、資本や人材の移動の自由の確保、一帯一路のような帝国主義的国家融資は破棄すること。このことは「シーゲル氏がUSTR幹部との意見交換で明らかになった。」

 

 このほか宮島さんの情報では「ファーウェイ副会長の逮捕は同社が日系大手メガバンクを含む複数のグローバルバンク経由で、イランとの資金出納を隠蔽しようとしていたことが立件されたための逮捕」

 

 「日本株への投資戦略。ファーウェイで始まった『現代版COCOM規制』による中国企業摘発、日本などへの先端技術漏曵防止国際協力は、対中売上高の激減を呼び、半導体、ロボット関連企業の収益悪化は下振れ余地がある。

 

 さて、私のパートだ。私がこの情報で注目するのは、ペンスとライトハウザーの名だけで、トランプの名が出なかったこと。民主党が下院を制したため、トランプ周辺、トランプJR、クシュナー、イヴァンカを喚問する。全委員長のポストを手に入れた民主党が、大統領の弾劾は世論の反発をまねく可能性があるので周辺を狙う。「電撃戦」呼ばれている。

 

 議会の開会は明年1月、2020年に大統領に再選されなければ、手が後ろに回りかねないトランプ大統領、今や選挙オタクになっているが、その足を引っ張るのイヴァンカかもしれない。

 

 本来なら大統領候補に立った時点で、トランプ・オーガナイゼイションの持ち株は米国国債に変えなくてはならないが、全くやっていない。そのCEOはイヴァンカだった。

 

 目先は1218日の習発言。来年には恐らく2月のトランプ周辺の喚問。ここいらあたりが材料だろう。果たして凶と出るか、吉と出るか。19日はソフトバンクの新規上場もあるし、20日のFOMCの結果発表もある。目先はとてもとても強気にはなれない。

 

 お経の中で最後にでる呪文がすごい。「掲帝(ぎゃーてい)掲帝、般羅掲帝(はらぎゃーてい)般羅僧(はらそうぎゃーてい)菩提僧薩婆詞(ぼじそわか)」。不思議な響きだが、原点のサンスクリットの読みがそのまま生かされているから、らしい。呪文のことをマントラ(真言)というが、呪文の効果のためにはそのまま唱えるのがいい、とか。宮島さんも皆さんもこの呪文を唱えると、いいこと、ありますよ。

 

 

 

2018年12月10日 (月)

ベートーヴェン「第九」と逆イールドとファーウエイ(第937回)2018・12・9

ベートーヴェン「第九」と逆イールドとファーウエイ(第937回)2018・12・9

  

楽団員のボーナス支給のためもあるのだろうが、ともかく日本中で200回演奏されると聞く。やはり年の暮れは「第九」で一年間をシメたいと思う人が多いんだろうなあ。

 

 少し調べてみたら、F・シラーの「歓喜の歌」は元来、秘密結社のフリーメーソンでひそやかに歌われたもの。ベートーヴェンは感動し、9108行の全部に作曲しようとしたが果たせず、32年もたってから「第九」の最終楽章に三分の一、36行を採用した、とか。

 

 私は「第九」のウィーンでの初演(184年)ではベートーヴェンは完全に音が聞こえず、歌手がソデをひいて客席の拍手を教えたとモノの本にあるが、後世の人が作った伝説だと思う。

 

 ドイツ系の聴衆は拍手と一緒に床を足で踏み鳴らす。

 

 私はいろんな国で講演したが、ドイツはもちろん、スイスではドイツ語圏のチューリッヒも足を鳴らしして称賛していただいた。もっともウィーンではやったことがないので、分からないことは白状するが、まあドイツ圏だから同じなら、地響きでわかるはずだ。

 

 最近の世界的な株価下落材料は主に二つ。

 

 第一が米国債券市場での逆イールド。第二は言うまでもないが米中覇権争いだ。ついでに米国政界の不安もあるが、これはまだ表面化していない。

 

 私は以前から、米国景気の後退の予兆として米国国債10年債、2年債のイールド(利回り)の差が重要、と申し上げてきた。これを一番早く報道するのはテレ東のモーサテ、新聞には出ない(2年物金利)数字が分かる、とも。

 

 ただし、逆イールドの先行性は正直言って早すぎる。とくに123日の米国債券市場では5年債利回りが2年債利回りを下回る長短逆転の発生(逆イールド)は、799ドルの米国株式市場の大幅安につながった。

 

 本当は10年債と2年債の利回り比較するのが正しい。しかし今回の下げではまだこの組み合わせでは発生していない。今回悪材料になった5年債と2年債をとった場合、逆イールド発生と景気後退開始の時期の差は次の通り。

 

 199812月の逆イールド発生から後退開始まで17か月。19986月の発生から後退開始まで29か月。

 

 現在のマーケットに近い200512月の逆イールド発生から200712月の景気後退期入りまで2年間。つまり先日の逆イールドは202012月の景気後退を予告していることになる。

 

 株価が急落したのは、恐らくAI運用のファンドの自動的な売り。それにヘッジファンドの今年の運用は不成績なので解約が多く、現金を準備するための売りが重なったためだろう。

 

 前記した逆イールド開始から景気後退会社時期までのNYダウの動きは、9812月から907月まで34%上昇、986月から20013月まで10%、200512月から200712月まで24%上昇。アレレと思う位上昇している。つまりこの間は本当に景気指標が悪化し、後退が確認されるまでは、ほかの材料、今でいえば米中覇権争い、に違いない。

 

 「104日で時代が変わった」というのが私の認識だが、ペンス副大統領の方はハドソン研で開戦宣言を行ったくらい本気だが、トランプ大統領の方は本気かどうかはわからない。

 

 先日の米中首脳会談でも、習近平側から、まず手始めの提案として「フェンタニル」という麻薬を中国国内でも禁止する、と述べたが、トランプ大統領は大ゴキゲン。続く本番の議題で全部中国の提案にOKを出しそうなので、ボルトン補佐官が注意したそうな。(ちなみに米国ではこの麻薬で年5万人が死亡。中国からの輸入だ)

 

 ご本人は先日の中間選挙で大豆などの農業州で支持が落ちなかったので、米中覇権争いに腰が引けている。そこでペンス副大統領がリードする形で、先日のファーウェイ副会長(美人ですな)の逮捕も推進した、という推測を私の情報ソースは話してくれた。やはり情勢次第で「内部クーデター」かな。

 

 私は実は米国の10年ものの長期国債利回りが下降していることに注目している。ひところ33%が現在は28%台。

 

債券価格は上昇。これは①投機筋が売り玉を買い戻している②中国が米中貿易戦争にもかかわらず売り玉を大量に出していない③NY連銀が自行の権限で資金供給を増加させている、の三つの背景。それにひょっとすると、だが、新冷戦不況で、デフレに米国はじめ世界が突入する事態を予測して動いているのかもしれない。誰も金利の低下の方は騒いでいないが、私には不安に思える。

 

 イマイ先生「第」とのかかわりを書いていませんね、といわれそうだ。しかし合唱の最終部分のシラーの詩の引用を。「転げ落ちるのか?諸人よ?」私はNY株に弱気なのです。日本の方は「我々は無我夢中で、天なるあなたの聖域に立ち入る!」。真意をお汲み取りください。

2018年12月 3日 (月)

映画「恐怖の報酬(オリジナル完全版)と米中首脳会談後の市場 (第936回)2018・12・2

映画「恐怖の報酬(オリジナル完全版)と米中首脳会談後の市場(第936回)2018・12・2

 1953年のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の傑作のリメイク。1977年にウィリアム・フリードキン監督が作ったが、興行的に失敗、日本では30分かっとして上映された。今回フリードキンが複雑な権利問題を片付け、2013年に4Kデジタルでリマスター化、連年各国の映画祭でプレミア上映されて評価は急上昇した。実は待望の上映、である。

 フランス版ではイヴ・モンタンの主演。リメイクは、はじめスティーヴ・マックィーンだったが、ロイ・シャイダー(あのジョーズの署長です)に決まったという。これにリー・ヴァンチュラとマルチェロ・マストロヤングが、はじめの配役だとか。凄い配役だ。惜しかったな。

 ストーリーは南米の油井での爆発火災を沈下するために食い詰め男4人がトラック2台でニトログリセリンを320キロ離れた油井まで輸送する話。一寸ゆすぶられるだけで大爆発する危険物を、ジャングルの中を、巨額の報酬を目当てにひたすら走る。倒れた巨木、倒れかけた橋、どうやって超えるか、最後は4人が一人になってしまうのだがー。

 このフリードキンのリメイク映画のいいところは、4人の出身や中南米の貧村に逃げて来たかをちゃんと説明してあること。「七人の侍」と似ている。

 「七人」が農民の勝利だったように米中の「開戦」は米国の勝利に決まっている。今回の「恐怖の報酬」も勝利者は石油会社。

 

 この原稿を書いているのは121日の米中首脳会談結果を報じている2日のBCCを見ながら。一言でいえば、一時停戦、だろう。

 

 協議の内容は次の通り。

 まず米国は中国への追加関税を90日間延期するが、この間に合意できなければ、米国は2000億ドルの関税を10%から25%に引き上げる。なーんだ、執行猶予じゃないか。

 そしてハイテク分野の政策見直しは「協議の対象とするのを見送った。「中国製造2025」を米国側は強く批判していたが、産業補助金の見直しは、中国側の反発があってなのだろう。宣言には入っていない。しかし米中協議も5分野で開始し、知財保護、技術移転の強要など5分野で90日間に結論を出すとか。そんな短い間に結論を?無理と決まってるでショ。

 

 月曜のNY株式市場がどう評価するか。

 

すぐ答えが出てしまう予想はするもんじゃないし、交渉の場での雰囲気とかウラ話は入っていない。しかし私は、月曜がかりにNYダウが上昇しても、NYダウは102日の26773ドルで天井をつけたとみている。

 

 第一に半導体指数が三尊型天井で、多少の戻りがあっても、今後トレンドとして安くなること。

 第二は米中覇権戦争でFAANGは中国の二次三次下請けを再編成しなければならないこと。

第三は米国企業の収益は好調だが、減税効果が大きく、税引き前利益で見ると、減益。貿易戦争の結果、企業のコストは想定されている以上に上昇する。コストアップ分を価格に転嫁できる企業に限られている。

 第四は、NY市場全体に歴史的割高性が見られること。シラーPERは30倍台、バフェット指数は140%台。チャートをご覧いただければすぐわかる。米国の長期上場相場は終わったのではないか。

 

 もっとも、NYダウと日経平均の連動性が高いので、日本も下がる―という悲観説を言う向きもあるだろうから、ひとこと言っておく。

 

 日本の方が相場は若いし、米国対比ではPERも割安。企業収益も原油安で見通しは悪くない。中国関連は悪いかもしれないが。

 

 米国の政治がおそらく2019年にはひと揺れしそうだが、日本はダブル選挙で安定。日本の景気は20245年まで長期上昇だが、米国の方は2019年後半には減税効果のイキが切れる。日経平均のNYダウ離れが起きるのは時間の問題だ。

 

 随分あらっぽく書いてしまったが、詳しくは1213日に刊行される新著「米中の新冷戦時代 漁夫の利を得る日本株」をご覧いただければ嬉しく存じます。

フォレスト出版主催の講演会も20192月に開催予定。っここでもお話するつもりです。

 

 ところで今回は「映画のセリフから」はないの?ないんです。フリードキン監督はデビッド・リーン監督(「アラビアのロレンス」「戦場にかける橋」)を聞いて「セリフはできるだけ少なく」と助言され、セリフは極力少なくしました。その分迫力のある画面の連続になり、目の離せない展開に。面白いですよ。

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