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2018年7月17日 (火)

映画「バーフバリ 王の凱旋(完全版)」とサマーラリー開始(第917回)

映画「バーフバリ 王の凱旋(完全版)」とサマーラリー開始(第917回)2018・7・17

 昨年12月に上映開始され、現在でも興行収入を伸ばしているインド映画空前のヒット作品。私はこの映画の登場人物の性格の源泉になった巨大叙事詩「マハーバーラタ」は三分の一ぐらい読んでいたので、インド古代の王族の壮大な物語に無理なく没入できた。

 バーフバリとは王の名で、この映画では二代にわたる。マヒシュマテイ王国の政党の王子だった父は暗殺され、その折には赤子だった息子のバーフバリは25年後に民衆の支持を得て王位を取り戻す。この間に美しい王女との結婚、宮中の陰謀などなど、お話はどんどん展開してゆく。

 

 アクション・シーンは多いが、かなりの部分は弓矢を射るところ。父のバーフバリが妻となる王女と二人で矢を連射、子の方は敵の兵士を複数、文字通り“飛ばし”て牙城を突破する。

 

 「ベン・ハー」や「グラディエーター」などの歴史的な超大作と肩を並べる作品と私は評価するが、ハリウッド製と違い、大いに女性を持ち上げている。「国母」と呼ばれるシヴァガミという存在で、ご亭主は差し置いて国を統治している。ドコかの家族に似ているなあ。

 

 25歳の青年になった子のバーフバリが父の死の真相を知って、王に立ち向かう。ここが映画の一つのヤマ場だ。

 

 75日ザラ場の安値21462円が底値で、ただいま反発中。23002円(521日)を上抜くと、明確に上昇相場と認識される。今秋か来週にこのラインを抜く公算大、と私は考える。その場合の高値目標?うまく行けば26000円台。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田直彦さんは「75日の安値は20166月からの上昇トレンドの下限に到達。現在進行中の反発は、この上昇トレンドが継続していることを示す」としてサマーラリーを予想している。

 

 激化している米中貿易戦争は、私は案外早く終息するとみている。私のワシントンの情報ソースは「共和党の選挙資金スポンサー企業が続々とトランプ大統領に反旗を翻し始めた。11月の中間選挙のかなり前に手打ちする」と。

 

 また北朝鮮の金正恩委員長がポンペオ国務長官訪問時にも顔を出さず、核問題の進展が遅々としているのも、貿易戦争の一つの背景にある。しかしこの方も9月にはメドがつく、と情報筋。

 

 これが順調に行けば、円安はカンどころの1ドル112円のカベを抜きつつあるし、ほかの通貨もみなドルに対して安くなっている。つまり現在起きているのは「ドル高」だ。これが日本株高につながるのは当たり前だ。8月から9月、サマーラリーが続く。

 

 GPIFが上限の日本株保有比率25%を超えたが、ゆうちょ銀行135兆円(株式保有ゼロ)を、次の「クジラ」にする案が一部でささやかれ始めた。一方、中東からのオイルマネーは買いを入れ始め、株式需給は改善している。信用買いの解消売りも減少中。

 

 先日の安値の時の日経平均のPERは13倍を瞬間切った。企業の想定円レートを考えると、収益の上方修正は必至だし、地震や今回の大雨などの被害対策で予備費の支出もある。建設株の一部で耐震、補修を中心とする銘柄は急上昇を始めた。

 

 映画の終わりの歌。「人の断呼たる決意は神も味方につける(中略)。信念を武器に戦うとき、運命も彼の前に膝まづくだろう」。私はバーフバリの様にカッコよくないし強くもないが、201211月以来、ずっと強気を続けて的中してきた。弱気の見方をしてきた投資家は惨担たるものだ。私は強気の信念を曲げない。

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