映画「おしん」と安倍政権のウーマノミクス関連銘柄(第698回)
映画「おしん」と安倍政権のウーマノミクス(第698回)
ご存知NHK朝ドラドラで平均視聴率52・6%で最高視聴率62・9%という歴史的大ヒット。その後世界69カ国で放映され大反響を得た。橋田寿賀子原作。今回は2回目の映画化でおしんの少女時代。明治40年の貧しかった日本が舞台。
小作農家竹村家は人減らしのため7歳で娘のおしんを奉公に出す。ろくに食事も与えられず朝から晩まで激しくこき使われる。はては身に覚えのない盗みの疑いを掛けられて、雪の降る森に店を飛び出す。
そこで脱走兵に命を助けられ、山中の炭焼き小屋で老人との三人暮らし。ここで文字の読み方を教わるー。まあ有名は物語だし、ご存じだろう。人の世はオニだらけだから、7歳のおしんは苦労ばかり。私は78歳だが何回も泣いた。子役の演技のうまいこと!
私はかつて持っていた私のTV番組「今井澂の美女と野次ウマ」にゴールドマン・サックスのキャシー松井さんをゲストに呼び「ウーマノミクス」の主張を伺った。12年前のことだったと記憶する。
人口が減ってゆく日本では、移民をしなければトシヨリが働くか、女性がより活用されるか、しかない。女性活用はGDPを15%も拡大する。だから、女性をもっともっと働きやすくするために政治も企業も、また夫たちも改革が必要だ。
実は安倍政権がスタートするとき、私は自民党広報本部長小池百合子さんから、「総理は日本の成長のためにはウーマノミクスが至上命題と考えている」と伺った。
その通りだった。安倍総理は9月26日にウォールストリートジャーナル紙に寄稿し「その主張を展開した。同日の国連総会演説でも。
「一般的な考え方に反して、女性就業率の上昇は出生率を上昇させる」。そのために①保育や介護サービスの拡充②柔軟な労働形態の導入③より客観的な人事評価、報酬システムの確立、が必要になる。
安倍首相は「2020年までに女性の労働参加率を現在の68%から73%にする目標。これは2%の実質GDP成長率(実質、インフレを入れれば3%)の骨格をなす。
日本女性の賃金は男性と比較して30・2%も低い。ちなみに米国は20・1%、フィリピンではわずか0・2%だ。この格差是正がすぐなされなければならない」。以上が安倍政権の政策目標だ。
小池百合子さんから招待状が来た。「女性が活きる成長戦略のヒントVOL・1」と銘打って「20/30プロジェクト」という本の出版記念パーティのお誘いだ、10月31日。
小池さんは編者で、本の表紙には「現在上場会社で1%しかない取締役の女性比率を2020年に30%にする」という意味の矢印が付いている。出席したらまたご報告したい。
そこで関連銘柄を。とりあえずアイデァだけをお話しします。3年間は持ちなさい。
保育事業を国に代わって展開する①JPホールディングス(2749)。これはフィデリティ投信が最近、発行済み株式の5%を購入した。
②働くためにはお年寄りの面倒を見てくれる介護関連も。ツクイ(2398)。これもキャピタル・リサーチが5%。
③病院内の保育所受託のサクセスホールディングス(6065)。前期から配当を開始しており連続最高益。
あと女性の社会進出で清掃用具レンタル④ダスキン(4655)。食材の宅配で⑤ヤマトホースディングス(9064)もいいかも。
映画のセリフから。2度も出てくる名セリフ。「女ってものは自分のために働いているんじゃない。親や子供や亭主のために働いているんだ」。私も亡くなった母満里が馬車ウマのように働いていた姿を忘れない。
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