映画「欲望のバージニア」と外国人の買う日本企業(第684回)
第684回映画「欲望のバージニア」と外国人の買う日本企業
禁酒法時代のアメリカというと「アンタッチャブル」を思い出す。この映画は役人のエリオット・ネスがワルでワイロをよこせ、と要求したら、密造酒作りで暮らす三兄弟はどう対抗するかを画いた。
犯罪ドラマは主役もさることながら、ワキ役の役者がいいと面白くなる。
主役は三兄弟で、二男(トム・ハーディ)が中心。長男は怪力馬鹿、三男(シャイア・ラブーフ)は弱弱しいが二枚目。悪代官(ガイ・ピアース)。酒を買うギャングの親分(ゲイリー・オールドマン)。それにナゾの女(ジェシカ・チャスティン)牧師の娘(ミア・ワシコウスカ)と、まあ玄人好みの配役。
ストーリーは実際にあった話で、三兄弟の無法ぶりと悪代官との対決が面白い。犯罪ドラマではいい出来と思う。
まあ現代は地雷が埋まっている道路を歩いているようなものだから、上げ幅が大きければ起きいほど株価はショックがあればひどい下げが起きる。テクニカルアナリシスの見方は、無視できない、と考えたから。
大切なのは、流れが上げ相場なのかどうか、だ。私は円安・株高の流れはここ2,3年変わらないと考える。
私の講演会では「1ドル110円、日経平均2万円」という目標を申し上げている。アベノミクスによる円安は確実だし、市場の需給面では、外人、特に大手機関投資家が日本経済の前途に強気だからだ。
先々週の日経ヴェリタスは米国の調査会社ファクトアセット調査で「ロングオンリー」と呼ばれる長期運用の投資家が日本株を買い、5月23日の急落以降の上げを支えていると報じた。
また市場平均との連動を目指すインデックス投資による買いも、いくつかの有力ファンドでは1兆円単位で日本株の保有高を増やしているとも。
円安とともに企業収益の増加率は上昇する。まだ日本株は安い。
代表的な輸出株のトヨタもキャノンも株価収益率(PER)は14倍台。割安だ。
ホンダ10倍、ブリヂストン11倍、三井住友FG10倍と思う。
だから何らかの外的ショックで急落が万一あれば、そこはチャンスと見て買いに出たい。銘柄?ここに書いたじゃないですか、奇手ははいりません。
映画のセリフから。二男のフォレストは女性をクドくのが苦手。同居している美女マギーをのぞきにゆくだけ。ついにガマンできなくなったマギーは夜、フォレストの部屋に行って言う。「いつまでも見てるだけなの?いいかげんにしたら?」マーケットというものは、参加しなくては。
この7月20日に発刊される「日経マネー」2013年9月号に私に対するインタビュー(挿絵つき!)と注目銘柄が掲載されます。今回のコラムとちょっと違う見方です。どうぞご期待ください。
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